
2025/1/12にTABIPPOの清水社長が登壇されるということで、TOKYO創業ステーションTAMA(Startup Hub Tokyo)主催によるセミナーに参加。
【スタハTAMA・現地開催】旅から学ぶ起業のヒント~グローバルな視点で未来を切り開く
タイムスケジュール
■プログラムスタート
- 15:00-15:05:オープニング(主旨説明・StartupHubTokyo施設紹介)
- 15:05-16:00:自己紹介・事業紹介・セミナー
- 16:00-16:25:質疑応答
- 16:25-16:30:クロージング(次回イベント開催案内)
■プログラム終了
清水氏プロフィール
株式会社TABIPPO 代表取締役 清水 直哉
1988年3月群馬生まれ。2014年に株式会社TABIPPOを創業して以来、メディア/イベント/出版/スクールなどの自社事業を多角展開しながら、”あたらしい旅をつくる”会社として、国内外の地域・観光のプロデュースに携わる。 世界一周のひとり旅など、世界40ヶ国を旅した経験が原体験となり、学生時代にTABIPPOを創設。その後、新卒で入社したネット広告代理店であるオプトでマネージャーや新規事業立ち上げを経験した後、26歳で独立。TABIPPOでは「旅で世界を、もっと素敵に」を理念として、旅を軸に20-30代のミレニアルズ向けの事業を多角展開。観光局・自治体などのマーケティング活動を支援する以外にも、自社事業として、旅の総合WEBメディア「TABIPPO.NET」を中心として、あたらしい旅の学校「POOLO」、野外フェス「旅祭&PEACE DAY」などの立ち上げを行う。 また、役職や管理がなく、1人ひとりがフラットな自律分散型の組織マネジメントにこだわり、社会の新しいロールモデルとなるような組織・チーム作りを目指している。サッカーと漫画、料理とお酒が好き。▼URL
コーポレートサイト/(株)TABIPPO :https://tabippo.net/company/
WEBメディア/TABIPPO.NET :https://tabippo.net/
旅を事業に変えた第一人者
ベトナム時代から情報収集をする中で色々な旅系の記事を拝見していたので、TABIPPOさんについてはかなり前から漠然と世界一周をテーマに事業運営をしている会社、ということはすでに知っていました。
ただ、「具体的にどのような事業をされているのか」「どのような立ち上げストーリーがあったのか」こういった点は知らなかったので、とても興味深くその点を聞くことができました。
事業内容
事業に関しては、「旅」を軸として、メディア事業、マーケティング事業、イベント事業、キャリア事業、エデュケーション事業、プロダクト事業など多角展開されています。
それこそTABIPPOさんのプロダクトでいえば、私は実は昨年6月に旅に出る前に、こちらの書籍を購入して事前に訪問先の情報収集をしていました。
世界中の絶景が紹介されており、訪問する国に関しては取りこぼしがなくなり大分助かりました。
「旅行系のサービスは収益化しにくい」というのが一般論としてあるように思いますが、その中で、どのように収益を作っていったか、という点は興味深い内容でした。
社長自身、新卒でWEB広告代理店の株式会社オプトでのソーシャルメディア事業が活きている、ということ。
コミュニティづくり
特に印象的だったのは「コミュニティづくり」に関して。
とにかくここに関しては起業当初からやってこられた、ということでした。
会社・事業をやりたい > 何をやる? > 人材をどうする?
本来はこの流れですが、実際には逆で、
世界一周仲間OR旅行好きが集まる > イベント開催 > このメンバーで何かやりたい > 次第に事業になる > 会社化
という流れで気づいたら会社になっていた、とのこと。
そのため、採用するにも、事業に必要な人材を集めるにも、何をやるにもそのコミュティから集まるので、結果としてほとんどコストがかからない。こういったメリットがあるようです。
好きこそものの上手なれではないですが、「○○が好き」で集まった組織は強いですよね。
最後に
清水社長とは年齢がほぼ同世代。また同社が創業されたのは2014年ということで、偶然にもこの年はちょうど私が27歳当時、世界一周から帰国した年した。
おそらく共通の知人(旅人)もいるかもしれません。
これまで2014年から旅をきっかけに自分自身どういう10年を歩んでこれただろうか、そして、この先どういう10年を歩めるだろうか、色々と考えさせられました。