メキシコ2日目。本日は昨日練り直したスケジュールをもとに、カンクンからチチェン・イッツァへ移動及び観光し、そしてトゥルムまで移動した。ハードスケジュールであったが、無事トゥルムに到着できた。
カンクン → チチェン・イッツァ → セノーテ・イク=キル → トゥルム
メキシコの名所を駆け抜けた1日。ハードだけど一生忘れられない旅になった。
目次
本日の行程(振り返り)
- カンクンの宿を早朝チェックアウト
- カンクンからバスでチチェン・イッツァへ移動(所要約3時間半)
- 世界遺産・チチェン・イッツァ観光
- セノーテ・イク=キルへタクシー移動&遊泳
- 徒歩&ヒッチハイクでバスターミナルへ(ハプニング)
- チチェン・イッツァからトゥルムに移動(トゥルム行きのバスにギリギリ乗車)
- トゥルム到着・宿にチェックイン&屋台で夜ご飯
今回は自力でバス&乗り合いタクシーを乗り継ぎながらチチェン・イッツァ〜セノーテを巡りましたが、時間が限られている方や快適に移動したい方には、現地カンクン発のオプショナルツアー利用もおすすめです。
カンクン発チチェンイッツァ&セノーテ1日ツアー(KKday)
🚌 カンクンからチチェン・イッツァへ|バス移動と注意点
朝8:00バスターミナルからチチェン・イッツァを目指す。275ペソ。宿は7時過ぎにチェックアウト。バス内は最初かなり暑くかったが、途中から冷えてくれて助かった。想定より時間がかかり、チチェン・イッツァ到着は11:30。3時間半かかった。
そこからチケットを購入し、レストランでランチを取り、12:40から観光開始した。ちなみに費用は以下。もし、値段が知りたい方は参考にして欲しい。
チチェン・イッツァ観光&セノーテ訪問:費用明細表(2024年8月時点)
項目 | 内容 | 金額(ペソ) |
---|---|---|
入場料 | チチェン・イッツァ遺跡チケット | 643ペソ |
ロッカー利用費 | 荷物預け | 100ペソ |
特殊機材持ち込み | 360度カメラ持ち込み | 60ペソ |
セノーテ入場料 | セノーテ・イク=キル | 200ペソ |
タクシー代(片道) | チチェン・イッツァ → セノーテ | 100ペソ |
飲み物代 | ペットボトル水 | 40ペソ |
ランチ代 | レストラン食事代 | 368.5ペソ |
合計 | 1,511.5ペソ(≒10,885円) |
🏛 チチェン・イッツァ観光|マヤ文明の知恵と精巧さに驚嘆
チチェン・イッツァのマヤ遺跡ピラミッドは、ただ立っているだけでも荘厳な雰囲気が漂い、当時の天文学のレベルの高さに驚かされます。
特に感動したのが、ピラミッドの前で手を叩くと「ピュルーッ」という音が反響する仕組み。これは意図的に設計されたもので、どれほど精密に建築されていたかが伝わってきます。
また、階段の最下部には蛇の神様の像が両サイドに配置されていて、春分と秋分の年2回、階段にできた影がこの像とぴったり重なり、まるで蛇の胴体と頭が繋がるように見えるそうです。自然と天体の動きを読み切って造られた設計には、ただただ驚きです。
敷地内には、他にも見どころが点在しており、奥にもいくつかの遺跡があるそうですが、今回は時間が足りず断念。入り口が少しわかりづらいこともありましたが、時間に余裕がある方はぜひ足を延ばしてみてください。
なお、当日はあいにくの雨。こればかりは仕方がないですが、やはり写真映えや雰囲気の良さを求めるなら、晴れた日の訪問をおすすめします。
セノーテ・イク=キルへ|幻想的な天然プールでリフレッシュ

セノーテ・イク=キル(Cenote Ik-Kil)へは、チチェンイッツァ遺跡からタクシーで100ペソで10分ほどで行ける。水深は50mほどあるそうで、水中は黒い魚が泳いでおり、暗いので結構不気味だ。泳ぐ分にはかなり気持ちが良い。
観光客も多く、ライフジャケット必須。泳ぎが苦手な人でも安心して入れる。
セノーテの上から飛び込むこともでき、まさに「自然のプール」。メキシコに来たならぜひ立ち寄ってほしいスポット。
😱 タクシートラブル → 人生初のヒッチハイクへ!
ひとつ、トラブルがありました。
セノーテ・イクキルを16:20頃に出て、タクシー乗り場に向かったものの、なんとタクシーが一台もいない…。
行きに乗ったタクシーはすでに戻ってしまっていたようで、出口に停まっていた2台のタクシーは「予約済みで迎えに来ている」とのことで断られました。
さて、困った。
次のバスは17:05発、チチェン・イッツァ遺跡発のトゥルム行き。
このままでは間に合わない。遺跡まで歩いて30〜40分はかかる。
――走るしかない。間に合わせなければいけない。

汗だくになりながら走り始めました。ところが、16:52になってもまだまだ遠い…。
「これはもう無理かも」と焦りがピークに。
そこで人生初のヒッチハイクを決行。
軽トラタイプの車が停まり、なんと親切な叔父さんが荷台に乗せてくれました!「人生初のヒッチハイクをすることになるとは…」
汗だくになりながらも無事チチェン・イッツァに到着。おじさんのおかげでなんとか間に合いました。グラシアス、おじさん!

…と思いきや、実はオチが。
バス停で預けていた荷物を受け取り、無事バスを待とうとしたところ――なんと、チチェン・イッツァとカンクンには1時間の時差があるのです。
つまり、バスの出発時刻まで実はあと1時間も余裕があったというわけ。
ネットでその情報を見た気もしていたのですが、すっかり抜け落ちていました…。
🕒 🚍バス遅延で絶望 → しかし奇跡のバスが到着!
そこから1時間、バスを待ち続けるも一向に来る気配がない。
気づけば辺りはすっかり静まり返り、バス停には私と、近くの村に住むというスタッフの女性の2人だけに。
彼女は「たぶんもう今日はバス来ないと思う。ヒッチハイクするしかないね」と言う。
え…マジか。ここからトゥルムまでは150km、約3時間。
そんなのヒッチハイクでどうにかなる距離じゃない…。
一気に絶望感が押し寄せてきた、その瞬間――
遠くのチチェン・イッツァの入り口から、大型バスが1台ゆっくりと入ってくるのが見えた。
「助かった……」
なんと、40分遅れでバスはちゃんとやって来たのであった。
まさかの展開に、胸をなで下ろす。
✅ 教訓まとめ
- セノーテ・イクキルのタクシーは往復で手配すべし。帰りがつかまらない可能性あり。
- セノーテと遺跡間の徒歩移動は非推奨。距離もあり、足場も悪く、時間が読めない。
- バス停は17時を過ぎると一気に人気がなくなる。不安な方は、便数が多いカンクン行きにしておくのがおすすめ。
🌃 トゥルム到着・宿チェックイン&タコスで一息

バスがトゥルムのバスターミナルTerminal Autobuses Tulum ADOへ着いたのは21:52。そこから徒歩15分ほどの宿Moonshine Tulum Hotel & Hostelにチェックイン。その後、コンビニオクソで買い物をし、コンビニ前のタコス屋台で遅い夕飯をとって宿に戻った。無事、トゥルムまでこれてよかった。
🌴 トゥルムの街の第一印象


トゥルムの街は雰囲気が良い。メイン通りチェトゥマル・カンクンはコンビニが多く、屋台や遅くまで営業しているレストランも多い。スケジュールに余裕があれば2〜3日滞在してみたいと思える街であった。
💡 旅のポイントまとめ
- ✅ セノーテとチチェン・イッツァ間のタクシーは必ず往復予約を!
- ✅ チチェン・イッツァ周辺は夕方から人が減るため注意。
- ✅ バス時間は「時差」に要注意(チチェン・イッツァとカンクンは1時間差)。
- ✅ ヒッチハイクが役立つことも…。でもなるべく回避を。
結論、スムーズに観光したい方にはツアー参加がベスト
個人でのチチェン・イッツァ&セノーテを巡りましたが、タクシートラブルやバスなどが結構面倒でした。
スムーズに観光したい方にはツアー参加がベスト。
時間効率・安全面・価格のバランスを考えると、現地ツアーは心強い味方です。
カンクン発チチェンイッツァ&セノーテ1日ツアー(KKday)
明日
次回は、トゥルム遺跡とグラン・セノーテへ。メキシコの旅、まだまだ続きます。
- トゥルム宿チェックアウト
- グランセノーテ Gran cenoteに訪問
- トゥルム遺跡 Tulumに訪問
- トゥルムからカンクンへバス移動
- カンクンホテルチェックイン
- PMカンクンホテル及びビーチ滞在
公開:2024年9月6日
更新:2025年6月20日