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【世界二周目】8/2(金)ポーランド🇵🇱クラクフ観光2日目及びアウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館に訪問

2024年8月3日

https://shimazakiyutaka.com

本日

  • 午前クラクフ観光2日目。昨日入らなかった教会内及びヴァヴェル大聖堂、ヴァヴェルの竜、シナゴーク街など
  • 13時のオシフィエンチム Oświęcim博物館前行きバスでアウシュビッツへ
  • アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館に訪問
  • 南アフリカとハンガリーからお越しのリーハンさん一同と共に廻る
  • 大学院生リョウスケさんとGrill Sauseges near Hala Targowaに訪問
  • クラクフ宿SKY HOSTELに追加1泊

本日は午前にクラクフ観光2日目。昨夜遅くて入れな なかった箇所や、廻りきれなかった場所に訪問した。午後はバスでアウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館に訪問。たまたまチケット取得の際に後ろにいらした、みなみアフリカからお越しのリーハンさん一同と意気投合し、ご一緒させていただくことに。ビルケナウからアウシュビッツの順で廻り、クラクフ帰宅のバスまでご一緒させていただいた。感謝。帰り際、日本から1ヶ月欧州旅行中の大学院生リョウスケさんとお会いし、そのままGrill Sauseges near Hala Targowaで食事をご一緒した。年齢は一回り違うが、バックパッカー同士であり、欧州各地の旅の話に共感することが多く、気付けば23時近くまでメインスクエアで話し込んでいた。シューグー利用の話、ドイツでのペットボトル稼ぎの話、列車トイレの活用方などなど、バックパッカーならではの話が興味深かった。また、久々の日本語での会話はやはり良い。こういう方との出会いも旅の醍醐味である。

アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館に関しては、結論としては、正直もう少し時間が欲しかった。15-18時の3時間だとかなり足早で2箇所を廻ることになる。できればツアーに午前から参加して、午後まで1日かけてじっくり廻るべきだ。個人は17時近くから開始という時間制限があるので仕方がない。ツアーではない個人は16:30から無料でアウシュビッツ博物館(第一収容所)に入れるとのことで、券売機で無料チケットを14:30頃発券した。記載は17:00からとあったが、16:40に入れた。リーハンさんたちから聞くには、どうやらビルケナウ(第二収容所)は既に入れるとの情報をいただき、無料の巡回バスも良いタイミングで来たことで15:00に見学できた。そこから、16:00にアウシュビッツ博物館にバスで戻り、16:40から18:00頃まで見学。18:15のバスでクラクフまで帰った。

「負の遺産」と言われるアウシュビッツ。訪問してみて、色々なことを感じた。

  1. まず一つ目に、事実としてその場所は存在していたたいうこと。そして、過去に起こってしまったことであり、人類は絶対に忘れてはならない、2度と犯してはからないということ。
  2. 二つ目に被害者の数110万人以上という膨大な計り知れない数に対する恐ろしさ。
  3. 三つ目に現場の物理的な雰囲気や空気感の恐ろしさ。

である。一つ目は、今までテレビでしか見たことがなかった場所であったが、実際にその場所の土を踏むことで過去にあったことがリアルにあったということ。これは今後忘れられてはいけないし、負の遺産として残し続けなければいけない場所である。二つ目に、衝撃的だったのは、アウシュビッツ博物館内では、亡くなられた方の数だ。特に名前が明記されていた箇所。一つのガラス板に同姓同名が10人以上書かれている名前もあった。ざっと目視でも一つのガラス板に1万人。それが、10箇所くらいあったので10万人の名前はあっただろうか、、。しかしながら実際には110万人の方がアウシュビッツで亡くなられている。つまり、その10倍以上である。110万人とは言われるそうだが、実際には明確な数を計算することは不可能であったようで、110万人以上と言われる。110人ではない。110万人だ。計り知れない数だ。1940から1945の5年である。そこにはユダヤ人以外の方も数万人いた。110万人もいれば同姓同名が10人以上いるのも理解できる。子供もいれば大人もいるだろう。もはや膨大な過ぎて頭が追いつかなっていた。110万人にはそれぞれのご家族やライフストーリーがあったわけで、そういった生前の写真を展示しているものも沢山あったが、おそらく氷山の一角に過ぎないだろう。亡くなられる方に対してどのような処理をされたかは不明だが、博物館には顔写真と紙一枚展示されている箇所が多く見受けられた。もし、紙一枚で記録が片付けられてしまうのならこれはとてつもないことである。囚人にはナンバーの刻印をされたという。そこに感情や個や人権はなく、ナンバーの書かれた名前のある人という生き物。名前のパネルを上から眺めていて、とても虚無感に襲われた。最後三つ目は現場の持つ恐ろしさである。かつてのガス室や焼却炉、死の壁など数多くの殺戮に使用された現場が80年経過した今でもそのまま残されている。まだ他に観光客が沢山いるから良いが、とてもではないが1人では廻れない。それくらいどんよりとした重い雰囲気が漂っていた。

ポーランドにお越しの際には、是非一度は行って欲しいと思う。今回参考にしたサイトがあるので添付しておく。https://witam-pl.com/2016/08/23/blog213/ ポーランドなびさんというサイトで、現地在住の方のブログである。バスなど参考にさせていただいた。

明日

  • クラクフ Krakówからワルシャワ Warszawaまで移動
  • ワルシャワ宿チェックイン
  • リトアニア行きバス予約
  • クラクフ宿チェックアウト
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ゆたか

株式会社リッチメーカー代表取締役。元アマボクサー→営業会社→世界一周'13〜14→ウェブ業界10年'14〜24(内8年ベトナムハノイ駐在'16〜24、ベトナム現地法人設立&元代表、ITオフショア経営、ビル運営、フリーペーパー創刊、オウンドメディア運営等)→ 世界二周目'24→ 株式会社リッチメーカー創業。旅した国/57カ国

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