目次
本日の動きはこんな感じでした
- ブラチスラバ Bratislava宿チェックアウト
- ブダペスト宿チェックイン
- ブラチスラバ Bratislavaからブタペストまで移動、17.8€
- ブラチスラバ Bratislava観光2日目、ブラチスラバ城
- ブダペスト宿予約及び情報収集
ブラチスラバ滞在最終日、チェックアウトから城観光へ

1泊2日のスロバキア滞在も終了。10時過ぎにチェックアウトしてブログ更新。その後、荷物を預けてプラチスラバ城に訪問後、16:05ブラチスラバ発ブダペスト/Budapest-Nyugati pályaudvar行の列車でハンガリーへ向かった。
ブラチスラバ(スロバキア)の観光地・現地情報の深掘り

- ブラチスラバ城
- 見どころ:街を一望できる丘の上の城。歴史博物館も併設。
- 観光のコツ:朝イチや夕方の訪問がおすすめ。観光客が多い昼間は混雑しやすい。
- 料金:入場料約10€前後(要確認)
- アクセス:旧市街中心部から徒歩約20分。市バスも利用可能。 - 旧市街
- 中世の街並みが残る散策に最適なエリア。カフェやレストラン多数。
- 人気スポット:「ミハエル門」「聖マルティン大聖堂」など。 - 飲食
- 地元のスロバキア料理が味わえる「Flag Ship Restaurant」などが人気。
- 安くておいしい地元屋台もあるため、軽食利用に最適。 - 交通
- コンパクトなので徒歩観光が基本。
- 列車駅は旧市街から離れているため、移動時はバス利用も検討。
国境を越えて、いざブダペストへ:3時間の列車旅

列車内は自由席で、指定席の方が来たら席を外して空いている席に移動するかたちである。向かいにはスペインからお越しの方々がグループで座っている。スロバキアの小麦色の畑道を列車は走っていく。車窓からは畑と線路の境目に新緑の垣根が続いていたため、風景が遮られることが多いが、返ってそれが車内に差し込む日差しと相まって心地よいコントラストを描いている。左右の窓から差し込む眩い日差しと、車内に響き渡るスペイン語。途中、インド男性が私が座る席が指定だったようで、席を譲り反対側の先に移動した。ブダペストには約30分押しの18:59に到着。約3時間の乗車となった。
ブダペスト到着:美しさと社会のコントラスト
ブダペスト駅周辺では、ウィーンよりも、そしてブラチスラバよりも貧富の差を感じた。物乞いはいないのだが、ゴミ箱からボトルを探す方が多いと感じた。中には家族4人で行っている姿もある。街自体はウィーン同様にとても洒落ており、綺麗に区画された欧州の街並み。そして、その路地がどこまでも続いているように思えた。
ブダペスト(ハンガリー)観光地・現地情報の深掘り
到着駅・Nyugati pályaudvar
- 古典的な建築が美しい駅。駅周辺にはカフェやショップが充実。
- 注意点:ATM詐欺が多いので、駅周辺はキャッシュ引き出しに要注意。
観光名所
- ブダペスト城(王宮):歴史的建造物、博物館、国立美術館。市街を一望。
- セーチェーニ温泉:ヨーロッパ最大級の温泉施設。疲れた体を癒すのに最適。
- ドナウ川クルーズ:夜のライトアップが特に美しい。予約推奨。
- 聖イシュトヴァーン大聖堂:美しいステンドグラスと展望台。
グルメ
- ハンガリー伝統料理「グヤーシュ(シチュー)」やパプリカ料理を楽しめるレストラン多数。
- コスパの良いカフェでの軽食もおすすめ。
交通情報
- 地下鉄・バスが発達。駅から宿まで徒歩圏内でもトラム利用可。
- 列車の遅延がある場合もあるため余裕を持った移動計画を。
心地よい宿との出会いと、旅人との語らい

宿は駅から徒歩10数分。ベルを鳴らして3階に入る。チリからボランティアで9月まで来ているという方が勤務。宿はとても心地よい空間であった。

そうこうしているうちに20時近くになっていた。もう観光にも出るのは億劫であったため、この日はスーパーで買い物し、宿でアーリオオーリオを作った。ポーランドから半年旅をしている方と話が弾んだ。
ATMトラブル発生!ハンガリーフォリントは慎重に
ハンガリーではユーロは使っておらず、「ハンガリーフォリント」が使われている。なので、いくらかキャッシングすることに。大通り際のカフェにあったATM「Euronet」を利用すると、20,000HUFは10,000円であった。ネットで相場を見ると、8500円である。あれ、1500円はどこへ消えた?おかしい。ググると早速出てきた。街中には高レートのATMが多いため気をつけなさいということだ。トルコでも高レートATMがあったが、ATMに関しては今後必ず事前に調べるよう徹底したいと反省。(参考リンクはこちら)もし、この記事を見られている方でブダペストに来られた方がいたら、キャッシング機には注意していただきたい。目指すは銀行のATM、である。勉強代。
ブダペストで出会ったベトナム人デリバリー青年たち

ブダペストのTeréz krt通りを歩いていると、ふと、どこからからともなくベトナム語が聞こえてくる。ふと横を見ると、若いベトナム人男性2人がフードデリバリーサービス「Wolt」で仕事をしており、どうやら休憩中の様子。思わず嬉しくなり、ベトナム語で話しかけると、快く応じてくれた。1人はゲアン出身、もう1人は失念、6ヶ月出稼ぎに来ており現在2週目。終了後にベトナムに戻るそうだ。遥々ハンガリーまで出稼ぎに来ているとのことで頑張って欲しい。
彼らにとってこのブダペストでの数ヶ月は、家族への仕送りや自分の生活の基盤を整えるための貴重な機会となっているようだった。その柔軟性とたくましさには感銘を受けた。異国の地でスマホ片手に注文を取りながら走り回る彼らの姿が、この都市の日常の一部として自然に溶け込んでいる。
🇭🇺 ハンガリーの労働市場(2024年)
ハンガリーでは近年、人手不足の影響から外国人労働者の受け入れが加速している。特に製造業・物流・サービス業では顕著で、東南アジア、特にベトナム・フィリピン・インドネシアなどからの短期就労者が急増している。一方で、労働環境の整備がまだ追いついていない面もあり、言葉の壁や労働条件に対する交渉力の弱さなど、社会課題も顕在化してきている。
- 労働力人口:約490万人が労働市場に参加 EURES (EURopean Employment Services)
- 雇用率:全国平均で74.8%と、EU27カ国の平均を上回っている。 EURES (EURopean Employment Services)+1Hungarian Conservative+1
- 失業率:2024年第2四半期には4.5%に上昇。 Economy and Finance
- 地域差:ブダペストでは労働力不足が深刻で、全国平均の2倍以上の求人倍率が報告されてる。 OECD
- 産業構造:製造業(特に自動車産業)が主要産業で、BMWやメルセデス・ベンツなどのドイツ企業が工場を展開している。 Reuters
- 滞在期間:最長2年の技能実習契約(更新可)
- 主な就労分野:物流倉庫・建設・清掃・レストラン・配達業務
- 月給目安:約700〜1000ユーロ(手取り)
ハンガリーで働くベトナム人労働者の背景
ベトナムでは、国内の雇用機会の限界や賃金水準から、海外での就労を選択する若者が増えている。
特にハンガリーでは、労働力不足を背景に、外国人労働者の受け入れが進んでおり、ベトナム人労働者もその一翼を担っているのが実態のようだ。彼らは主に製造業やサービス業で働いており、現地の労働市場において重要な役割を果たしている。
ベトナムでは、海外就労は今もなお「出世の道」とされており、都市部よりも地方出身者に多く見られる。特にゲアン、ハティン、クアンビンといった北中部出身者は、韓国・台湾・日本・ポーランド・チェコ・ハンガリーと世界中で働く姿が見られる。
- 背景要因:
- 地元に十分な雇用機会がない
- 海外で働いた経験者が身近にいる
- 仲介業者のサポート体制(良くも悪くも)整備されている
- 彼らのリアル:
- 多くは6ヶ月〜2年の就労で資金を貯め、家族の家を建てたり、小さな事業を始めたりする
- 若者はSNSを通じて日本や韓国文化にも触れており、意識のグローバル化が進んでいる
旅のワンポイント:海外でのATM利用は事前リサーチが命!
今回のような高レートATMに引っかからないためにも、以下の点に注意。
- 基本路上にあるATMは手数料が高いケースが多い。空港・街中の目立つATMは避け、引き出しの際には手数料の安い銀行直営ATM(OTP Bankなど)を使うようにする。
- 画面に表示される「Dynamic Currency Conversion(DCC)」の“拒否”を選ぶ →「現地通貨での引き出し」が基本!
明日の予定

ハンガリー・ブダペストは東欧の中でも比較的物価が安く、暮らしやすい印象。
明日はブダペストにて一日観光予定。朝からセーチェーニ温泉で疲れを癒やし、午後はドナウ川周辺の名所巡りを予定。
- ブダペスト1日観光
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