目次
- 1 今日の動きはこんな感じでした|トビリシを一日観光&ノマド拠点調査
- 2 グルジア料理の名店「Churi」に訪問
- 3 ノマドワーカーの拠点「Nozomi Bar」で出会う日本人たち
- 4 「おこめ屋 Okomeya」訪問とパクオーナーとの交流
- 5 ジョージアの人口とロシア人移民の影響
- 6 滞在環境・物価・治安など、ジョージアの実情まとめ
- 7 ジョージア人とロシア人の気質
- 8 日本人コミュニティが支える“異国での安心感”
- 9 ノマド拠点候補としてジョージアをどう捉えるか?ノマド拠点としてのポテンシャル
- 10 ジョージア滞在の所感まとめ(リアルベース):ジョージアは今、“穴場の最前線”
- 11 明日:最終日、トビリシを発ち次の目的地へ
今日の動きはこんな感じでした|トビリシを一日観光&ノマド拠点調査
- ジョージア・トビリシの街、散策
- 「チュリ/Churi」でランチ
- ご紹介いただいた日本人経営「ノゾミバー/Nozomi BAR」店舗に訪問。多くの日本人ノマドワーカーさんたちとお会いできた
- トビリシ唯一の日本人シェフレストラン「おこめ屋Okomeya(https://okomeya.ge)」に訪問。パクオーナーとお会いする。
本日はトビリシの街を散策。有名所の観光地を歩いて廻った。夕方以降は、二店舗日本人経営の店に訪問。
貴重な出会いと体験が得られた。
グルジア料理の名店「Churi」に訪問

トビリシのおすすめレストラン情報で必ず出てくるお店、「チュリ/Churi」でランチ。
同店は、ジョージアの首都トビリシにある伝統的なジョージア料理を提供するレストランです。地元の人々に人気があり、中心地からはやや離れた場所に位置しています。宿からは徒歩圏内でした。
メニューも全体的にリーズナブル。ジョージアの家庭料理を手頃な価格で楽しむことができます。
ノマドワーカーの拠点「Nozomi Bar」で出会う日本人たち

ジョージア・トビリシの「ノゾミバー/Nozomi BAR」では、たくさんの日本人ノマドワーカーさんとお会いさせていただきました。
こんな所に日本人がいたなんて驚きです。ジョージアに来たらおすすめのバーです。ぜひ、行ってみて下さい。
貴重なお話をさせていただきました。世界が広がりました。
ノマドワーカーの方々の多くは、ノマドニアを通じて、1ヶ月短期で来られている方が多い印象。生徒または講師。旅行と合わせて4-6ヶ月ほど長期滞在されているパターンが多い。
「おこめ屋 Okomeya」訪問とパクオーナーとの交流

トビリシの日本料理店「おこめ屋Okomeya(https://okomeya.ge)」に訪問。
- ラーメン
- 味噌汁
- 肉じゃが
- 冷奴
などなど、旅人にはありがたい心温まる和食をいただきました。ジョージアでこのような和食を食べれるなんて驚きでした。
店内も綺麗で現地のスタッフさん一名とパクオーナーがいらっしゃいました。色々お話をさせていただきました。
数少ないトビリシの本格日本食レストラン。トビリシに来たらぜひ行ってみて下さい。
ジョージアの人口とロシア人移民の影響

現在、ジョージアの総人口は約380万人とされており、コーカサス地域における小国ながらも、多様な文化や民族が共存する社会を形成しています。
近年、この人口構成に大きな変化をもたらしているのが、ロシアからの移民流入です。
特に2022年以降、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、政治的・経済的リスクを避けようとするロシア人が急増。徴兵を回避したい若者や、IT系・フリーランスを中心としたノマドワーカー、さらには小規模ビジネスを展開する起業家など、多様な背景を持つ人々がジョージアに移住しています。
その結果、人口の約1/4はロシア人移民が占めるとも言われており、特に首都トビリシではカフェやコワーキングスペースでロシア語が飛び交う風景が日常化しています。
ロシア人の移住は、現地経済にも影響を及ぼしています。
不動産価格や家賃相場の高騰、生活コストの上昇、文化摩擦の発生など、賛否ある変化を生んでいる一方で、消費の増加や新たなビジネスチャンスも生まれています。
ジョージア政府は比較的リベラルなビザ政策を採用しており、ロシア人を含め多くの外国人が長期滞在やビジネス展開をしやすい環境が整えられているため、今後もこの流れはしばらく続くと見られています。
滞在環境・物価・治安など、ジョージアの実情まとめ

トビリシの3エリア分類(ざっくり)
トビリシは3つのエリアに分類される。
- 旧市街エリア:観光地として栄えるエリア。飲食店やカフェ多数、賃料やや高め
- サブルタロ(Saburtalo):大学やオフィスも多く、外国人にも人気の住宅街
- ヴァケ(Vake):高級住宅街。家賃高騰エリアだが治安や環境面で人気
家賃相場(快適な生活レベル)
家賃相場は、「日本人が考える一般的な快適に住めるレベル」では400USD約65000円くらいである。
昨今ではアフターコロナ及びロシア・ウクライナ問題で高騰化。
- 日本人が考える「一般的な快適に暮らせる1LDK」は、400USD(約65,000円)前後
- アフターコロナ+ロシア・ウクライナ戦争による移民増加で、家賃が高騰中
- 水道・電気・通信等のインフラコストは日本より安価
治安:日本レベルに良好
治安は日本並みに良い。深夜に女性1人でも歩けるレベル。ただし、海外であることは忘れてはいけない。
- 基本的に治安は非常に良い
- 深夜に女性が一人で歩けるレベルの安全性あり
- ただし、「外国であること」を忘れず、スリや酔客には警戒を
ジョージア人とロシア人の気質
ジョージア人の気質としては、日本人と似ている部分ありシャイ。但し、慣れるととてと気さくで良い方々とのこと。また実際には、ロシア人もとてもお喋りで気さくな方々が多い印象。
- ジョージア人はシャイな国民性だが、慣れるととてもフレンドリーで親切
- ロシア人移民も多く、意外にも気さくでお喋りな人が多い
- 英語は若者中心に通じるが、日常生活ではロシア語が主流
日本人コミュニティが支える“異国での安心感”
ジョージアには日系企業の進出がほとんどないため、ビジネス目的での駐在員は非常に稀。
したがって、現地で出会う日本人は、ほとんどがノマドワーカーや長期旅行者といった、いわば“自由な働き方”を選択した人々です。
このような日本人同士が、異国の地で緩やかにコミュニティを形成しており、情報交換をしたり、困った時に助け合うような関係性が自然と築かれています。
特に「Nozomi BAR」のような場所は、日本人同士が気軽に会える“ハブ”となっており、ノマド初心者でも孤独を感じにくく、安心してスタートできる環境が整っていると感じました。他にも日本人が集まるバーがあるそうです。今度機会があれば訪れたい。
ジョージアだけでも300人は日本人がいる?との情報。一方で現実的な人数としては、おそらくは50-100名ほどではないかとのこと。
- 日系企業がほぼないため、駐在員はほぼ不在
- 日本人の多くはノマドワーカーや長期旅行者
- 「ジョージアに日本人300人くらいいる?」という話もあるが、実際は50〜100名程度ではとの声が現地では有力
- 数は少ないが、お互いに支え合う温かいコミュニティがあるのが特徴
ノマド拠点候補としてジョージアをどう捉えるか?ノマド拠点としてのポテンシャル

無料のアライバルVISAで1年間滞在可能:最強すぎる制度
ジョージアの最大の魅力の一つは、ビザなしで365日滞在可能な点。これはかなりでかい。これほど長期滞在ができる国は非常に珍しく、まさにノマドワーカーや長期滞在者にとっては天国のような制度です。
しかも延長・再入国も容易で、事実上“永住的”に暮らせる環境を整えることも可能。ノマド界隈で世界No1のビザと言われる理由がわかる。
- 日本国籍者は、到着と同時に1年間のビザフリー滞在が可能(無料)
- 一度国外に出て再入国するだけで、また1年延長可能
- 長期滞在やノマド拠点としては、世界屈指のハードルの低さ
税制面の圧倒的メリット
ジョージアでは一定の条件を満たせば、「個人起業家制度(Individual Entrepreneur)」を利用して、1%の超低税率でビジネスを運営することが可能。これはノマドワーカーやフリーランスにとっては圧倒的な魅力。
法人化も容易で、現地銀行口座の開設や会計のサポートも多く、英語での対応も一般的。東南アジアよりもさらに“緩い”印象を受けました。
届出に関しては、日本語の話せる現地の方などへの依頼が早そう。法人を立てるなら現地ジョージアの方とつながって、お願いするのが一番早いだろう。
- 個人事業主登録(個人起業)で税率わずか1%
- 登録や届出は、日本語の話せる現地支援者への依頼がベター
- ノマドワーカーや海外ビジネス立ち上げにも適した環境
現地ビジネスとターゲット層のリアル
トビリシでは、現地のジョージア人だけでなく、ロシア・ウクライナ・中東・欧州各国からの移住者や旅行者が多いため、インターナショナルな市場形成が進行中。飲食・ホステル・ガイド・教育など、英語や多言語で提供されるサービスに需要あり。
一方で、地元民向けのサービスは価格競争が厳しく、外国人をターゲットにした「高品質+高単価」ビジネスが成立しやすい印象です。
現地で日本のサービスモデルビジネスを行う場合の集客参考として、ほぼ6割はロシア人、2割中流以上のジョージア人、2割日本人及び外国人観光客などが目安。まだ現地ではアジア人に対する免疫がまだまだ。よって今後はさらにアジア系のビジネスが増えると予想。
- 日本式のサービスや飲食などを展開する場合のターゲット層(体感比率):
・ロシア人:6割(移民・ノマド層含む)
・ジョージア人(中流以上):2割
・外国人観光客・日本人:2割 - 現地ではまだアジア系のビジネスや人材が少ないため、“新鮮”に映る
- 今後、アジア系企業や文化の存在感は高まる可能性大
ジョージア滞在の所感まとめ(リアルベース):ジョージアは今、“穴場の最前線”

本日は、色々な日本の方々と現地で知り合うことができ、貴重な情報が得られた。
一日トビリシを観光・調査した印象としては、
これは、私自身がベトナム・ハノイで8年間暮らす中で痛感したことでもある。異国にいても、日本人としてのアイデンティティを保て、日本語が話せるというのは精神的に大きな安らぎが得られる。
そういった点を踏まえると、ジョージアは今後、ノマドや長期滞在候補地として有力な選択肢の一つになっていくだろう。
明日:最終日、トビリシを発ち次の目的地へ
いよいよ次の目的地へと移動します。
ジョージア・トビリシでの出会いと発見に感謝。
- トビリシ最終日。宿早めに夜間チェックアウト
- 一件、個人事業主の方とランチ約束