旅行/旅の記録

2024年6月2日「世界二周目」へ出発|10年越しの世界一周旅行に再チャレンジ

2024年5月8日

https://shimazakiyutaka.com

はじめに:2024年6月2日に10年越しの「世界一周」再チャレンジ

2024年6月2日、私は「人生二度目の世界一周」に旅立ちました。
前回の世界一周(2013〜2014)からちょうど10年が経ち、今回は前回訪れることができなかった国々を中心に、再び世界を歩く旅です。

長年温めていた夢をようやく再実現することができ、出発時には言葉にならないほどの感慨がありました。

10年前の世界一周旅行時の一枚。ボリビア・ウユニ塩湖にて

前回の詳細な旅のルートを確認したい方はこちら

今回の旅のテーマと目的

インドネシア行きの経由で立ち寄った、クアラルンプール国際空港

今回の旅には大きく3つの目的がありました。

今回の旅の目的

  • 旅人としてのアップデート:10年経って変わった“世界の今”を体感する
  • 発信者としての挑戦:現地のリアルを、写真・動画・記事で記録し発信する
  • 前回の旅で回れなかった国や場所に訪問する

また、「観光」だけでなく、現地の生活者やローカルの人々との交流を通じて、異文化理解や価値観のアップデートを目的としました。

スケジュール概要

インドネシア行きの経由で立ち寄った、クアラルンプール国際空港のTravel Club Lounge @ KLIA Terminal 2, Gate Q

今回のルートはおおよそ以下のような3ヶ月で21カ国を訪問する構成でした(6/2時点での出発当初の予定)。

今回のルート

  • 6月:東南アジア → 東アフリカ
  • 7月:北アフリカ → バルカン半島・東欧
  • 8月:西ヨーロッパ → 中南米

人生ゆたか
人生ゆたか

移動は主にLCCやバスを利用し、国境越えのドキドキ感も久々に味わえました。

📊 2024年6月2日|出発初日 経費明細

カテゴリ内容支出額(通貨)円換算(約)
🚆 移動費スイカチャージ(交通系IC)¥2,000¥2,000
🏨 宿泊費Aleander Hotel(ジャカルタ)4泊(1泊約890円)シングル・個室¥3,561¥3,561
✈️ 航空券ジョグジャカルタ → バンコク(国際線)Scoot(預け入れ手荷物+6,829円)¥28,222¥28,222
📱 通信費eSIM(Airsim/とりあえず一旦)$2 USD約¥313(※)
🍘 飲食費羽田空港 セブンイレブン(煎餅)¥1,309¥1,309
合計カテゴリー金額(円)
合計¥35,405

※ $1 = ¥156.5 換算(為替は日付によって変動するため目安)


ここからは帰国後の振り返りとなります。

実際に訪れた国一覧(計24カ国)

クロアチア・ドゥブロブニクに向かうバス車窓からの一枚

若干のルート変更はありましたが、スケジュール通り無事に3ヶ月で24カ国を訪問しました。

🌍 訪問国一覧(時系列順)

🌏 アジア:インドネシア🇮🇩、タイ🇹🇭
🌍 アフリカ:ケニア🇰🇪、タンザニア🇹🇿、エジプト🇪🇬
🌍 ヨーロッパ:トルコ🇹🇷、ジョージア🇬🇪、クロアチア🇭🇷、スロベニア🇸🇮、オーストリア🇦🇹、スロバキア🇸🇰、ハンガリー🇭🇺、チェコ🇨🇿、ポーランド🇵🇱、リトアニア🇱🇹、ラトビア🇱🇻、エストニア🇪🇪、フィンランド🇫🇮、ドイツ🇩🇪、スペイン🇪🇸
🌎 中南米/北米:コロンビア🇨🇴、キューバ🇨🇺、メキシコ🇲🇽、カナダ🇨🇦

アジア・アフリカ・ヨーロッパ・中南米と、まさに「地球を横断」する旅となりました。

🗓 なぜ3ヶ月旅?その理由と本音

今回は前回のような「1年間の世界一周」とは違い、あえて“3ヶ月”という短期集中の旅にしました。理由はいくつかあります。

まず一番大きな理由は、帰国後すぐに事業をスタートしたかったからです。ちょうど旅の途中から法人設立やビジネスの立ち上げプランを練っており、「戻ったらすぐ動きたい」という思いが強くありました。

また、前回の1年旅では正直なところ「ちょっと長すぎた…」と感じる瞬間もありました。今回はその反省も踏まえて「短期集中型」にしたのですが…結果的にはちょっと短すぎた!
駆け足になってしまった国や都市も多く、あとから「もっとじっくり回りたかったな」と後悔も。やはり半年〜1年くらいの余裕がある方が、旅の質としてはベストかもしれません。

さらに期間設定には、クレジットカードの海外旅行保険の“自動付帯”期間(約90日)を考慮したという背景もあります。
ただ、旅の途中で調べて知ったのですが、“利用付帯”を組み合わせれば最長6ヶ月まで保険が延長できた
という事実に後から気付き、ちょっと悔しい思いをしました(笑)

🛡 海外旅行保険の落とし穴と学び

今回の旅では、クレジットカード付帯の海外旅行保険(自動付帯)を前提に「3ヶ月=90日以内」の旅程を組みました。
ただ、実際に旅の途中で調べてわかったのが、「自動付帯+利用付帯」で最大180日まで保険を延長できる方法がある
ということ。

例えば、出発時に自動付帯カードを使って海外に出発し、90日後に現地で利用付帯カードを使って対象の決済をすれば、さらに90日=合計180日間カバーされるという仕組みです。

ただし、注意点もあります。

  • 利用付帯カードによっては「国内利用に限る」などの条件付きのものもあり、カード会社に事前確認が必要です。
  • 180日を超えて連続利用付帯で延長し続ける(例:90日×4回=360日)は、原則的にできません。
    その場合は別途で長期の海外旅行保険への加入が必要になります。

今回は結果としてこのあたりを旅中に知ることになり、やや計画を誤った部分もありましたが、同時にすごく勉強にもなった経験でした。これから長期旅行に出る方には、ぜひこの点もチェックしてもらえたらと思います。

🌍 旅の準備とこだわりポイント(予防接種、荷物、ビザ、SIMカード事情など)

今回の旅は、過去の世界一周経験があったからこそ、比較的スムーズに準備ができました。特に重要だったのは予防接種。10年前に黄熱病のイエローカードを取得していたのですが、今回アフリカにも行く予定だったため、念のためバンコクの「スネークファーム(赤十字病院)」を再訪。ちょうど10年ぶりの訪問となりました。やはりアフリカ方面は打てるワクチンはなるべく打っておきたいですね。

荷物は、前回使用していたオスプレイの80Lバックパックを再利用。実はキャリーハンドルが壊れかけていたのですが、なんとか使えたのでそのまま強行。愛着のある相棒です。

ビザに関しては、事前取得が必要だったのはキューバとケニアのみ。キューバはバンコクの大使館で取得し、ケニアはオンラインで申請。それ以外は全てアライバルビザで対応しました。

SIMカードは、序盤はeSIM系の「Ubigi」や「Airalo」、「AIRSIM」などを使っていたのですが、毎回国ごとに切り替えるのが面倒に…。途中からはグローバルSIM(4ヶ月で50GB・約2万円)に切り替え、以降はずっとそれを使用。これがかなり快適でした。

✈️ 移動と宿選びの工夫

今回の旅は「クレカ付帯の海外旅行保険」でカバーできる最大の90日間を上限に設定したため、移動はある程度ルートを決めての旅。飛行機での移動がメインになり、場所によっては列車や長距離バスも活用しました。

宿泊先は基本的にAgodaBooking.comで検索。一人旅だったので「1泊1,000〜5,000円のワンルーム(バストイレ付き)」を第一希望に、なければホステルのドミトリーに切り替える形で進めました。ただしヨーロッパに入ってからは、そもそも一人部屋が高額すぎて断念。物価差を実感させられましたね…。

💸 総予算と現実

「100万円あれば足りるだろう」と思っていたのですが、現実は甘くありませんでした。特に飛行機のチケット代で大きく誤算が生じ、移動費だけでほぼ100万円が消えました…。航空券の予約ミスや急な変更が重なったこともあり、予算は大幅にオーバー。やはり旅は計画性と柔軟性のバランスが大事ですね。

⚠️ トラブルも旅の醍醐味?

旅につきもののトラブルも、今回しっかり体験しています。

  • クレジットカードの不正利用被害(幸い保険適用でカバー)
  • 預け荷物が出てこないロストバゲージ
  • エジプト・カイロでのUber詐欺(請求額が倍以上に)
  • イスタンブールカードの謎の二重引き落とし

毎回メンタルを試される出来事でしたが、今となっては良いネタです。

🍴 各国でのローカルグルメ体験

旅の楽しみといえば、やはり現地グルメ。特に印象に残っているのは以下の2つです。

  • スペイン(マドリッド):どこで食べてもスペイン料理は美味しい。タパス、イベリコ、生ハム…味覚の宝庫。
  • キューバ(ハバナ):観光地では物価が高い印象がありましたが、ローカル市場で食べた海鮮料理は格安で絶品。

印象深かった出来事・国

クアラルンプール国際空港のTravel Club Lounge @ KLIA Terminal 2, Gate Q

旅先では多くの出会いと発見がありました。特に印象に残ったのは以下の3つです。

  • ケニアのナイロビでの体験:地元の人々のエネルギーに圧倒されました。
  • ジョージアでの体験:旅の疲れが吹き飛ぶほどの交流ができました。
  • キューバの文化:まるでタイムスリップしたような世界に感動しました。

(※それぞれのエピソードは後日、別記事にて詳しくまとめていく予定です)

旅を終えて感じたこと

タンザニア・アルーシャからケニア・ナイロビへ向かうバス車内

10年ぶりの世界一周を通して、世界はやはり広くて、そしてどこかでつながっているという感覚を再確認しました。

SNSやAIの進化で情報は身近になりましたが、リアルで感じる温度や匂い、人々の眼差しはやはり旅にしか得られないものでした。

次回予告と今後の展開

旅の様子は今後YouTubeチャンネルと当ブログで公開してく予定です。

チャンネル登録もよろしくお願いします。

次の日のストーリーはこちら
旅の総括まとめ記事はこちら

公開:2024年5月8日
更新:2025年5月19日

  • この記事を書いた人

人生ゆたか

株式会社リッチメーカー代表取締役。元アマボクサー→営業会社→世界一周'13〜14→ウェブ業界10年'14〜24(内8年ベトナムハノイ駐在'16〜24、ベトナム現地法人設立&元代表、ITオフショア経営、ビル運営、フリーペーパー創刊、オウンドメディア運営等)→ 世界二周目'24→ 株式会社リッチメーカー創業。旅した国/57カ国

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